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プレスリリース1996
1996年07月01日(月)

ソフトウェア・エージーと帝人コグノス
多次元データ解析用C/Sシステム分野で協力
〜多次元解析ツール「Power Play」に多次元データベース
「Essbase」対応オープンAPI機能を搭載〜

 株式会社ソフトウェア・エージー(本社:東京都新宿区 社長:石井義興)と帝人コグノス株式会社(本社:東京都渋谷区社長:橋本信雄)は、加コグノス社(本社:カナダ国オンタリオ州オタワ 社長:ロン・ザンボニーニ)が開発した同社製品「Power Play」と米アーバーソフトウェア社(本社:米国カリフォルニア州サニベイル)製品「Essbase」との接続技術に基づき、日本国内において両社が販売面およびサポート面で協力することになりましたので、お知らせいたします。

 今回の発表により、まず、帝人コグノスは多次元解析ツール「Power Play」の日本語版に、ソフトウェア・エージーのOLAP(OnLine Analytical Processing)製品「Commander OLAP Pack」の多次元データベースエンジン「Essbase」にアクセスするための「Essbase」対応オープンAPI(Application Programming Interface)機能を搭載します。これにより、エンドユーザーは、データ検索ツールを利用して「Essbase」に蓄積されているデータに直接アクセスすることが可能となります。クライアント上でのデータ処理は勿論、サーバーから必要な情報を引き出し、個々のビジネス業務に簡単かつ迅速に反映させていくことが可能になりますので、エンド・ユーザー・コンピューティング(EUC)を支援する多次元データベース解析用クライアント・サーバ・システムの環境が構築されることになります。

 日本では、2社が共同で「Essbase」対応オープンAPI機能や多次元データ解析用クライアント/サーバー・システムにより、サーバー・クライアント間で最適なデータ分析、データ処理が行えるプラットフォームを提供することで、オンライン分析処理システムの新しい可能性を提案していきます。 「Essbase」対応オープンAPI機能を搭載した「Power Play」日本語版は、96年8月に発売される予定です。

 OLAPは、基幹システムのデータベースとは別に、「情報系のデータベース」(データ・ウェアハウスといいます。)に、目的にあわせて集計されたデータをエンドユーザーが分析しやすい形で格納される多次元のコンセプトをベースとした、データベースの物理的構造に関する専門知識を必要としない、クライアント・サーバー型データ解析支援システムです。

 ソフトウェア・エージーと帝人コグノスの協力関係は、データ・ウェアハウス分野で、今後、大規模な市場を形成する可能性があるOLAPに関してのものであり、両社の役割は、ソフトウェア・エージーがOLAP製品「Essbase」をベースとしたサーバー環境を構築し、コグノスは、「Essbase」対応オープンAPI機能を自社製品の「Power Play」に搭載することになっています。さらに、この2社の画期的技術を融合させ、大量データを集積したデータ・ウェアハウスから、通常の照会機能では検索不可能な細分化された情報を、エンドユーザーがクライアント上での簡単操作で検索・抽出し、広範囲に活用・応用することができます。 。
 また、オプションとして、モービル環境のクライアント上で、適切なデータを素早く、しかも効率よく多次元分析処理できるようにする機能と、さらに大量かつ複雑なデータの分析処理を、サーバーにアクセスすることで実行できる機能を兼ね備えています。ユーザーが、目的・使用環境に応じて、フロント・バックエンド双方でオンライン分析処理システムの最適化を図ることが可能になります。

 「Essbase」は、クライアント・サーバー方式のOLAPを提供します。「Essbase」ユーザは、企業内のどのデータソースからでも直ちにデータを入手でき分析を行うことができます。直接スプレッドシート、リレーショナル・データベース、または既存のシステムからデータをアクセスできるので、異なる情報システムからのデータ収集時間を短縮でき、基本的な企業情報をすべての角度から見ることができるため、戦略的な意思決定をより適切に行うことができます。「Essbase」サーバーは、オープンシステム設計なので、LAN上できわめて高速かつ大規模な多次元データベースを実現します。

 「Power Play」は、クライアント・サーバー・システムのクライアント側にあるPC上で動作し、大量データの検索・分析ソフトウェアとして定評ある汎用性に優れたデータ解析ツールです。PC上で構築された多次元データベースから期間別、地域別、製品別、チャネル別といった、ビジネスで必要とされるクロス集計データを簡単にすばやく様々な形式で検索することができます。また、情報システム部門では、サーバーに集積された生のデータをベースに、ユーザー向け多次元データベースが簡単に作成できます。
今回、帝人コグノスは、この「Power Play」多次元ツールにOLAPオープンAPI機能を搭載することにより、「Essbase」サーバーに直接アクセスしてデータ分析処理が可能となる環境を提供し、OLAPベンダーとして実績を持つソフトウェア・エージーとの協力により、オンライン上でのデータ解析処理がまた一歩大きな躍進を遂げることになります。

 近年、日本の情報システムは、オープンな分散システムへのシフトが顕著であり、PC・ネットワーク環境が急速に普及しつつあります。企業内においても、BPR(Business Process Reengineering)、情報の共有化、有効活用、EUD(End User Compiting)、EUD(End User Development)に対する関心が高まり、情報系の基幹システム、データ・ウェアハウジングの構築が脚光を浴びています。
 こうしたなか、企業データの検索・分析・レポーティングを具体化するビジネス・インテリジェンス製品に対するニーズが急増、今後ますますその重要度は強まるばかりです。 そういう意味では、今回のオンライン・データ分析処理機能をサーバー、クライアント相互で行うことができる環境を構築、提供していくことは、ビジネスを効率よく、かつ、限られた時間内でこなしていくことが必須の時代のニーズに即したものということができます。





●お問合せ先 ビーコンIT マーケティング部

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