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味の素ゼネラルフーヅ株式会社
背景システム概要効果今後の展開会社概要
企業の枠を越えたデータ統合〜基幹システム連携の鍵は、信頼性と拡張性

 味の素ゼネラルフーヅ株式会社は、基幹システム再構築に伴い、味の素社とのシナジー追求を目指して、受注・物流システムを味の素社システムに統合することを決定。企業の枠を超えた基幹システム同士の連携のために、その信頼性・拡張性を高く評価しETLツールWaha! Transformerを選択しました。システムの将来像までを見据えたデータ統合・データ連携の考え方とその概要を紹介します。
背景
味の素社とのシナジーの追求〜データ統合の必要性
  コーヒーを中心とした飲食料品の製造販売を行っている味の素ゼネラルフーヅ株式会社(以下、AGF)は、ビジネスプロセスの変革とコスト削減を狙い、2001年7月に基幹システム再構築プロジェクト"DSP"を立ち上げました。このプロジェクトは以下の内容を含んでいます。

・ D:Distribution Synergy 企業グループとしての物流シナジーの追求
・ S:Sales Management Process Reconstruction 販売管理プロセスの再構築
・ P:Production Management Process Reconstruction 生産管理プロセスの再構築

当プロジェクトでは、味の素社の受注・物流の仕組みへ統合し、味の素グループとしてのシナジー効果を追求します。つまり、これまでAGF自社内で行っていた受注・物流システムを味の素社システムに統合し、そして販売管理や生産管理の部分はBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)を行いながらAGFのホストコンピュータ上で稼動している営業系システムと生産系システムを再構築します。  したがって、社外の受注・物流システムとAGF社内の営業系・生産系システムとのデータ統合・データ連携をスムーズに、かつ確実に行える仕組みが必要となったのです。
システム概要
企業の枠を超え、基幹システム間のデータ連携
 DSPプロジェクトでは、タスクD(物流シナジーの追求)、タスクS(販売管理プロセスの再構築)、タスクP(生産管理プロセスの再構築)を段階的に行い、アウトソーシングとダウンサイジングによって基幹システムの再構築を図ります(図1)。したがって、受注・物流システムが完成してもその段階では既存のアプリケーションはまだ残っています。社内の営業系・生産系システムの再構築が完了するまでの途中の期間においても、スムーズに社外にある受注・物流システムとのデータ連携が行えなければなりません。

開発効率、信頼性・拡張性を評価し、Waha!を導入
 新しいシステム体系では、受注データを元に売上実績を計上したり、在庫引き当てを行うなど、受注・物流システムと既存の会計系・営業系・生産系システムは1日に何回もデータのやりとりが必要になります。このような基幹システム同士の連携にはまず信頼性の確保が第一です。その上で将来的な拡張性も必要です。そこで、両システム間のインタフェース設計に関して数社にRFP(Request for Proposal)を出し、以下の理由により最終的にビーコンITのWaha! Transformerを選択しました。

・ GUIのため開発やメンテナンスが容易
・ FTPアダプターを提供しており、FTP使用の際のデータ保証に関して信頼性が高い
・ Packデータ対応など本来ホストで行うデータ変換作業も行え、開発効率がよい
・ ホストを撤廃した後でも簡単に接続先を変えることができる
・ 将来的なデータウェアハウス構築にも重要な役割を果たせる

 図2に示すとおり、味の素社とAGFとのデータのやり取りは、両社のゲートウェイ・サーバー間でWaha! Transformerとデータ転送ツールHULFTとの組み合わせで行い、AGF内ではWaha! TransformerのFTPアダプター機能を利用してゲートウェイ・サーバーとホスト間のやり取りを行っています。

効果
将来的なデータ統合も視野に、信頼性を確保し、開発費用は約半分に
 ホストとの間のデータ転送にFTPを使用する場合、エラー処理が問題となりますが、Waha! Transformerがデータの保証を行うため、基幹システムでは特に重点課題である信頼性を確保することができています。 また、Waha! Transformerの導入により、直近のデータ連携の問題を解決できただけでなく、ダウンサイジングまでの移行期や将来的なデータウェアハウス構築まで含め、どの段階でもデータ統合・データ連携を行えるという拡張性も確保することができました。 このような高い信頼性と拡張性に加え、Waha! Transformerの導入により、データ連携・データ移行部分の開発費は当初見込んでいた費用の約半分で済み、コスト削減も達成できています。
今後の展開
移行時のデータ連携にも柔軟に対応
  2002年4月にDSPプロジェクトのタスクDが完了し、新システムが順調に稼動しています。その後は、生産系、続いて販売系の再構築を行いながら段階的に新システムに移行し、2003年には基幹システム再構築(ダウンサイジング)を完了し、最終的なシステムに完全に置き換わる予定です。その間のどの段階においても、Waha! Transformerが異なるアプリケーション間のデータ統合・データ連携の問題を解決し、スムーズなシステム展開を実現します。

本資料は、2002年5月の味の素ゼネラルフーヅ 情報システムセンター 主査 武田博人氏に対する取材内容を元に作成したものです。

会社概要
味の素ゼネラルフーヅ株式会社    http://www.agf.co.jp/
 
設 立: 1973年 8月 1日
社員数: 730名 (2002年4月1日現在)
資本金: 38億6,270円
事業内容: 飲食料品の製造、販売
 
 
 
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