これらの要件をもとに大手ベンダーを含む7社に対してヒアリングを行うとともに提案書の提出を依頼し、提案力、サービスレベル、SEスキルを含む総合力を評価し、2002年
5月中旬に日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)のソリューションである「Assam Commerce Server」を採用することを最終決定しました。リニューアルにあたりムラウチが提示した主な要件は以下のとおりです。
(1) カタログ情報の充実(専門店に劣らない情報量、表現方法、分類)
検索のわかりやすさ、ヒット率の向上
(2) 業務提携による専門店並の商品充実化、業務効率化
(3) 後発ネットユーザの利用にも耐えられるインタフェース
(4) リアル専門店のようにストア毎の個性が出せること
(5) 受発注業務、倉庫業務などバックオフィス作業の効率化(出荷までの速さ)
(6) 高性能、高信頼性(高トラフィックに絶え、サイトがダウンしないこと)
システム構築にあたっては、要件定義に数ヶ月をかけ、実際の開発は10月から約3ヶ月間で行いました。商品カタログ情報に関してはインターネットの世界標準技術であるXMLの使用を検討しました。膨大な商品点数であることから、開発を担当した日立ソフト
インターネットビジネス部 GL主任技師の紀平篤志氏は当時を振り返って、「XMLを単なる文書処理でなくECサイト上のカタログ情報として採用するにあたり、膨大な商品点数があるためレスポンスに関して不安がありました。」と語っています。そこで、ビーコンITが提供するTaminoの高速性と信頼性に着目し、「商品点数として40万点でテストを行い、十分な性能を達成できることが確認できた」(紀平氏)ため、最初の提案にはなかったTaminoを最終的に含め、全商品のカタログ情報をXML化してTaminoに格納することを決定したのです。
 |
| 図2:murauchi.com システム概要 |
|