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tamino
株式会社ムラウチ
背景システム概要効果と今後の展開会社概要
ネット戦略を支える高性能XMLデータベース
〜全商品のカタログ情報管理にTaminoを採用〜

 
パソコン、家電製品からCD/DVDソフトまで、数十万点という膨大な数の商品を扱うムラウチのオンラインストアは全商品のカタログ情報をXML化し、それらを管理するXMLデータベースとしてTaminoを採用。充実した情報提供を行うとともに、多くの顧客が利用するECサイトとして高い性能と信頼性を達成し、常に新しい挑戦を続ける同社のビジネスを支えています。
背景
インターネットの威力に着目し、早期にECサイトを立上げ
 東京都八王子を本拠地とする株式会社ムラウチは、1953年にテレビの製造販売会社として創業し、1986年に日本最大の電気店をオープンして以来、三多摩地区を中心としてパソコン、家電製品、ソフトウェアなどの販売を行い、順調に売上を伸ばしています。従来からの大型店舗による直接販売に加え、1999年には日本最大のオンラインストアをオープンするなど、ムラウチは常に新しいことに挑戦し続ける"伝統あるベンチャー企業"です。
 Eコマース参入のきっかけについて、常務取締役EC統括本部長 長谷川 真氏は、次のように語っています。 「Windows98の発売当日、当社は深夜12時からの2時間イベントで販売本数日本一を達成しました。このときインターネットの威力を強く実感しました。」村内社長は早い時期からインターネットに着目し、特に販売のための告知手段として、その重要性を認識していました。「パソコンやソフトウェアの販売には告知が決め手です。そこで、Windows98発売をターゲットに、従来のちらしによる告知とともに体験スクールやプレゼントなどの仕掛けを用意してインターネットによる告知活動を行ったのです。」
  これがきっかけとなり、手作りで最初のオンラインストアを立上げました。このシステムは手作業で価格変更などの更新作業を行うという未熟なシステムであったため、本格的なEコマースの仕組みを構築すべく1998年後半にプロジェクトがスタートしました。「そのころは参考にしたくてもECサイトの他社事例はほとんどなく、手探りの状態でした。基幹システムですでに取引のあった大手ベンダーに依頼し、システム構築を進めました。」と長谷川氏は語っています。振込みによる決済に加えて、クレジットカード決済やコンビニ決済も可能にした、本格的なECサイトが1999年12月25日23:30に立ち上がりました。 
Eコマースの大幅な増加に対応し、
ECサイトのリニューアルプロジェクトがスタート

 ムラウチのEコマースの業績は順調に伸び、全売上に占める割合も23.4%になるまでに成長しています。

  1999年度 3億円  (全売上146億円の2%相当)
  2000年度 16億円 (同 173億円の9.2%)
  2001年度 32億円 (同 164億円の19.5%)
  2002年度 35億円 (同 153億円の23.4%)


 Eコマースの売上が増加するにつれ、アクセス件数もうなぎのぼりとなり、2000年11月以降時間帯によって接続できなくなり、苦情が寄せられるなど機会損失の危機が迫ってきました。12月の年末商戦に対応し切れないのは明確で、これまでのシステムを手直しするだけでは限界があることもわかってきました。
 そこで、2002年1月1日にECサイトをリニューアルするための新プロジェクトが立ち上がりました。新プロジェクトはシステムの責任者(橋本氏)、営業の責任者(矢沢氏)、物流および全体の責任者(長谷川氏) の3名で構成し、レスポンス向上や画面表示の方法など日々よせられていた営業側およびシステム側からの要望を集約し、新システムの要件をまとめました。

図1:murauchi.com オンラインストア画面イメージ
システム概要
全カタログ情報をXML化。性能を評価しTaminoを採用

 これらの要件をもとに大手ベンダーを含む7社に対してヒアリングを行うとともに提案書の提出を依頼し、提案力、サービスレベル、SEスキルを含む総合力を評価し、2002年 5月中旬に日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)のソリューションである「Assam Commerce Server」を採用することを最終決定しました。リニューアルにあたりムラウチが提示した主な要件は以下のとおりです。


  (1) カタログ情報の充実(専門店に劣らない情報量、表現方法、分類)
     検索のわかりやすさ、ヒット率の向上
  (2) 業務提携による専門店並の商品充実化、業務効率化
  (3) 後発ネットユーザの利用にも耐えられるインタフェース
  (4) リアル専門店のようにストア毎の個性が出せること
  (5) 受発注業務、倉庫業務などバックオフィス作業の効率化(出荷までの速さ)
  (6) 高性能、高信頼性(高トラフィックに絶え、サイトがダウンしないこと)


 システム構築にあたっては、要件定義に数ヶ月をかけ、実際の開発は10月から約3ヶ月間で行いました。商品カタログ情報に関してはインターネットの世界標準技術であるXMLの使用を検討しました。膨大な商品点数であることから、開発を担当した日立ソフト インターネットビジネス部 GL主任技師の紀平篤志氏は当時を振り返って、「XMLを単なる文書処理でなくECサイト上のカタログ情報として採用するにあたり、膨大な商品点数があるためレスポンスに関して不安がありました。」と語っています。そこで、ビーコンITが提供するTaminoの高速性と信頼性に着目し、「商品点数として40万点でテストを行い、十分な性能を達成できることが確認できた」(紀平氏)ため、最初の提案にはなかったTaminoを最終的に含め、全商品のカタログ情報をXML化してTaminoに格納することを決定したのです。

図2:murauchi.com システム概要
効果と今後の展開
さらなるEコマース展開へ。商品カタログは数十万点に拡大

 ビジネスにおけるEコマースの重要性が高まるにつれ、それを支えるシステムの信頼性や性能は重要な鍵となります。長谷川氏はTaminoについて、「ピーク時でもレスポンスは良好で安定して運用できています。土日や曜日限定タイムセールなど、アクセスが集中するような企画も心配なく実施できます。」と高く評価し、「Taminoという製品だけでなく、徹底的にチューニングを行って我々の要望に応えてくれたビーコンITのサポート力、技術力の高さにも満足しています。」とベンダーによるサポートの重要性も強調しています。
 ムラウチは現在、2003年7月スタートを目指して、CD/DVDソフト卸最大手と協力し、CD/DVDソフトを中心に店舗在庫以外の商品も販売する計画を進めています。この新サービスの商品カタログ情報もすべてXMLデータとしてTaminoデータベースに格納します。  ECサイトでもリアル店舗と同様に、お客様の立場に立つことを最優先する、ムラウチ流顧客経営を貫く同社のEC商人としての挑戦はさらに続きます。

本資料は2003年5月に行った取材をもとにまとめました。

会社概要
株式会社ムラウチ
設 立: 1953年2月28日
社員数: 145名(2002年8月1日現在)
資本金: 2億6700万円 (2002年3月31日現在)
事業内容: パソコン、家電製品、ソフトウェアなどの販売
ソリューションパートナー
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
 
 
 
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