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tamino
サンキン株式会社・新進株式会社
目標と課題効果システム概要今後の展開会社概要
グループ企業から社内部門別まで、独立採算制はデータが不可欠
~半日で使いこなせる現場向けインターフェースで、負荷を30%に削減~

より高い技術と豊富な知識で「お客様指向」を目指しているサンキン株式会社は、主力の鋼管事業からエクステリア事業、物流機器事業、立駐事業まで幅広い分野のビジネスを展開しています。鋼管・ステンレスパイプは「パイプのサンキン」として、自動車・二輪・電機などの分野で工業生産材や設備として多くの取引先を持ち、社内は「製・販一体」の体制により全国でお客様に対応する拠点展開をしています。グループ企業の新進株式会社は、各種鋼管の二次加工の技術を活かして部品や商品を製造・販売しています。
目標と課題
多機能すぎると各拠点サポートは難しい

売上・仕入や出荷情報から経理関係の情報公開まで、鋼管販売事業部では20拠点、スチール機器事業部では13拠点以上、関連グループ会社は6社20拠点以上の現場に明細データや集計結果を渡す必要がありました。
従来は、iSeriesサーバから公開用のWindowsサーバにデータを移して部店各地から分析ツールでアクセスできる仕組みを構築していました。
しかし以下のような課題が多く、現場で使いこなせているところはほとんどありませんでした。

 ・分析ツールに機能が多すぎて使いこなせない

 ・公開サーバへのデータ移行は1日1回なのでリアルなデータが参照できない

 ・システム部門は各部門からのデータ抽出依頼が多く、月末月初はかなりの時間を取られてしまう

 ・集計タイミングのズレなどで、公開サーバ上のデータの信頼性が100%ではない

 

営業部門と製造部門でも仕入・販売

社内の各部門間でも独立採算制を取っているため、お客様からの引き合いが来ると、製造部門は仕入経費・部品費・外注費などから製造見積りを作成して営業に提出し、そのデータをもとに営業見積りを作成する方式です。
月間で10,000件以上の送り状が発生する状態では、これらの明細を営業・管理・製造の全ての部門でいつでも共有する必要があります。「お客様との商談をする場合も、3ヶ月先のオーダーや過去の取引明細を見ながらという場合がほとんどです」と櫻本氏を含めて営業の方が積極的にデータを活用している様子がわかります。

効果
シンプルで簡単

 新しい仕組みは、ビーコンIT以外にも試使用や提案検討により5社ほど比較の上、現場への浸透効果を目的に調査した結果、以下のような点で「BeaconIT Data Empowerment Suite for EUCデータ活用」の導入が決定されました。

 ・中間データサーバが不要である。

 ・操作が非常にシンプルで、現場ユーザが受入れ易い。

 ・分析よりもデータ抽出に重点を置いた使用方法に向いている。

 ・システム部門の準備が容易であり、別のデータベース等は使用しなくてよい。


電話で操作を教えて、現場ですぐに使い始める

各事業部への展開後わずか半日でアクセスし始めた担当者もいました。
Webアクセスなので各端末へのインストールも不要ですし、URLとID・パスワードを通知するだけで、すぐに利用が可能なのも、展開をとても楽にしました。
また操作がシンプルなので、拠点や現場への教育も電話だけで完了したところもあります。
その上中間サーバのメンテナンスや日次のデータ移行バッチも不要となりました。月末月初に集中していたシステム部門への出力依頼も30%まで削減されました。
「以前は依頼してから長い場合には数週間待たないと希望するデータが手に入りませんでした。今ではExcelで自由に加工もできるので、管理表やマネジメントへの報告書類もすぐに提出できます」と桑田氏は語ります。

 

「高機能な分析ツールではなく、明細データを簡単に取得することに重点を置いた選定が効を奏して、現場でのますますの利用が推進されていくと思う」と武井氏は今後の展開にも積極的です。

 
システム概要
 

 

 鋼管販売事業部では過去5年間分の明細データを保管しています。
出荷データの蓄積件数は200万件に達しますが、これらの明細のデータを残しておくことが不可欠になっています。
お客様先で設備などに鋼管が利用された場合に、数年後に「前回と同じ仕様での発注がくる」「詳細な出荷データが必要」「納入金額も参考に必要」という現場のニーズがあります。

また「前回のここだけを変更して納品して欲しい」というお客様のニーズに応える商談も多くみられます。
このような場合には過去データをそのまま残して、いつでも誰でも参照できることはビジネスプロセス上で非常に重要になっています。
iSeries上で公開されているデータは各事業部によって異なりますが、例えば鋼管事業部では出荷データ200万件、仕入データ170万件、在庫データ120万件など様々な明細データが蓄積されています。

システム部門では、データ量の増加と同時アクセスが多発する時期のパフォーマンスを懸念していましたが、特に問題は発生せずまだまだユーザ数や業務を拡大できると想定しています。

 
今後の展開
他部門への展開
 経理部門では会計専用パッケージソフトを使用していますが、蓄積されたデータをここから抽出をする業務に同じ仕組みを利用したいという要望が来ています。
勘定元帳など大量の明細データを抱える経理業務では、過去のデータ参照の頻度が高くまたパッケージソフトにプログラミング開発をしてアクセスするのは、システム部門としても限界があると想定しているため、「BeaconIT  Data Empowerment Suite for EUCデータ活用」を利用する検討が早急に進みそうです。

また、既に展開済みの部門からはデータソースの追加要望もあります。仕入や月末在庫のリアルなデータなど、基幹系のデータを公開していくことで帳票や集計のプログラミング負荷をより一層削減することも可能になりそうです。
http://www.sankin.co.jp/
会社概要
サンキン株式会社    http://www.sankin.co.jp/
 
設 立: 1946年11月
社員数: 連結 339名(2008年3月末現在)
資本金: 9億円2,590万円(2008年3月末現在)

 

この資料は、2009年2月に取材した内容をまとめたものです。

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