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日鉱金属株式会社
目標と課題効果システム概要今後の展開会社概要

グループ全体の会計システムを守る、DBログ収集を2ヶ月で整備
~IT全般統制をクリアすることで、業務処理統制に支障が出なくなった~


日鉱金属は、資源開発・金属製錬から環境リサイクルまで、地球規模での総合非鉄メーカーを目指し、非鉄金属と電子材料を安定的に供給することを使命として、資源と素材の生産性の革新に継続して取り組んでいます。
創業から100年以上の歴史と、国内・海外併せて60社以上のグループ会社の総合力で電子機器の回路基板、自動車部品のための特殊鋼、半導体素材の高機能薄膜素材など、さまざまな製造業の素材を供給しています。IT関連素材では世界シェアNo1の製品群を持ち、銅の製錬能力は世界第2位を誇ります。
上流の資源事業、中流の製錬事業・銅事業の推進から、下流ではPGM・レアメタル回収の強化による環境リサイクル事業など、業容拡大に積極的に取り組んでいます。
内部統制システムの仕組みとしては、持株会社である新日鉱ホールディングスの主要事業会社として、コーポレートガバナンスによる、事業の統制機能と経営の透明性確保が求められています。

       
目標と課題
変化は想定済み・整備は短期で

新日鉱ホールディングスでは、内部統制推進室を事務局として内部統制の体制整備と推進に努めており、グループ内部統制委員会において新日鉱グループ全体の内部統制に関する計画、文書化、評価の実等についての方針を審議・検討しています。
日鉱金属でも持株会社で検討された内部統制の方針・計画の一環として、会計業務の適正を確保するため、社内体制を整備し適切に運用できるシステムの構築が求められました。
具体的には経営企画部を中心に、日鉱金属グループ45社で共通の「会計システム」「固定資産管理シテム」からIT全般統制の対象として、監査証跡のシステム化『NKサーバセキュリティ』が計画されました。

「会計システム」「固定資産管理システム」はいずれもアプリケーションパッケージを若干カスタマイズし構築されています。しかし、外部・内部の要因から変化は想定されており、また体制整備までの期間も急を要するということが、検討の際のポイントでした。

 

既存のシステムに手を加えることなく、また今後の法改正等も睨んで検討した結果、プログラミングをせずに、監査証跡を収集してレポート・検証・保管という仕組みを作ることになりました。アプリケーションベンダやメーカーなど各社からの提案やツールを検討しましたが、下記の点から、BeaconIT Data Assurance Suiteの導入となりました。

 

       
効果
検証データ25パターンが1パターンに

「パフォーマンスについても実績を見ていたので心配なく、検討したのはログデータのサーバキャパシティプランニングくらいでしたから、すぐに構築を始めることができました」と武田氏はスタート時を振り返ります。
この仕組みが完成しIT全般統制をクリアすることで、内部システム監査を大幅に簡略化できました。本来であれば業務処理統制の監査に対して1つの統制内容に対し25 件のパターンデータを用意し監査を行う必要がありましたが、今後は1つのパターンデータの準備で良く、現場部門の運用や監査業務の省力化には多大な効果を発揮しました。

 

◆2008年2月-3月
「会計システム」「固定資産管理システム」両システムのログ収集が、わずか2ヶ月で完成しました。日鉱金属グループ全体で利用される(利用ユーザ約2500人)システムの、WindowsOSのLogon/Logoff、データベースのアクセス履歴を収集して、夜間に監査証跡セントラルDBに蓄積します。
テンプレートが用意されているため、入力・出力のフォーマットは標準で定義され、接続先を設定するだけで、カスタマイズやプログラミングは必要ありませんでした。DB標準の機能で履歴を取る方法も検討しましたが、日常業務でのパフォーマンス低下が懸念されました。しかし、BeaconIT Data Assurance Suiteでは、ネットワーク上に流れるSQL文をモニタリングするので、その問題を払拭することができました。

◆2008年6月-7月
監査証跡セントラルDBに蓄積されたログを統合して、レポート作成の仕組みを構築しました。
運用側の計画と実際のログ履歴が、合致しているかどうかを運用担当部門が確認するためのレポートです。WindowsOS系とDB系に分類され、確認パターンに応じて月1回出力されます。

 
システム概要

          

【収集ログデータのサイズ】
・Windowsログデータ 約3億件/1年分
・(DBサーバ+Webアプリケーションサーバ)
・データベースログデータ 約2700万件/1年分 

 

今後の展開
 日鉱金属グループ全体のIT全般統制を目指し、今後は他の業務システムへの拡大を予定しています。全国に広がる工場のシステムや営業システムなどにも、安心・安全な仕組みを拡充していくことが求められています。
これからもデータに関わる様々な分野の適正な運用を徹底するため、監査業務の省力化のために本来の業務に支障がでないシンプルな仕組みで、企業のコンプライアンスを支える基盤が整備されていくことになります。

会社概要
日鉱金属株式会社   http://www.nikko-metal.co.jp/
 
設 立: 1992年
社員数: 4,851名(日鉱金属グループ)
資本金: 245億円(2008年4月1日現在)
この資料は、2008年12月に取材した内容をまとめたものです。

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関連業務

・BDAS for 監査証跡

 

 
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