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三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
ミッションと開発の経緯コンセプトシステム概要今後の展開会社概要
 

三菱UFJフィナンシャルグループ採用、情報洪水からの脱出

~ビーコンITとの共同開発によるWeb2.0ポータルとゼロコーディング環境~

三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社は、三菱UFJフィナンシャルグループの総合金融サービスを支える、金融ITのリーディングカンパニーとして、先進的な技術を取り入れたITシステムの企画・開発・保守を行っています。三菱東京UFJ銀行をはじめ、証券・投信・カード信販・リースなど幅広く展開するグループ各社の事業戦略を支えるプロジェクトの推進を行い、IT基盤の構築など全体最適化を図っています。オンデマンド会議やWeb会議システム、電子証明書やICカードを利用したセキュリティ関連のASP事業など、新しいテクノロジーを取り入れたインフラや戦略的ソリューションを提供して、グループ事業価値の向上に貢献しています。

ミッションと開発の経緯


三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社は、金融システムの根幹を支えるIT技術の研究・開発を進め、常に最新技術をパイロットシステムとして検証しながら、実際のビジネス基盤に役立てる工夫を続けています。

1.グループ各社の事業戦略を支えるプロジェクトの推進

2.グループ共通のIT基盤構築などIT全体最適化を推進

3.戦略的ITソリューションのための先進技術の評価と適用を推進

4.MUFGグループで培った技術、ノウハウをグループ外の金融機関へ展開することで、金融IT分野でのデファクトを志向

セキュリティ関連・バイオ認証・VPNモバイル・オープンソースなどからワークスタイル変革まで、様々な研究を重ね実装による業務の効率化や他社の金融グループとの差別化を図り、一歩先のシステム技術を提供することがミッションとなっています。

今回の研究開発課題である 「情報共有の仕組み」は、従来からプログラミングのプロを必要とせず現場からの発信が可能で、かつ超短期開発を目的とした基盤として10年間Lotus Notesを利用していました。 しかし、開発スキルの継承やサーバインフラの運用負荷の問題から、次世代ポータル基盤の検討が始まりました。
最新技術を取り入れることで「情報洪水からの脱却」「情報へのスピーディーなアクセス」を目標としました。これらは、前述のミッションの中の2番目と4番目をカバーする業務となっています。
開発プロジェクトは常に最先端の技術を検証するために、社内の技術者だけでなく、外部のベンダやコンサルティング会社と連携して、プロデューサーとして開発計画・予算・営業(グループ各社に対する)の指揮をとっています。今回外部の技術協力に選択したのは、常に新しい技術をマーケットに提供し続けてきたビーコンITの意欲的な開発体制を高く評価したからです。
両社はディスカッションとスクラップ&ビルドを重ねながら「Web2.0」と「Ajax」をキーワードにパイロットシステムを構築してきました。

コンセプト

 最新でオープンな技術を採用すること、Web2.0技術によるユーザビリティの向上とSOA技術による生産性と保守性の向上を目指しました。


これらに加えて、基幹システムや他パッケージシステムとの柔軟な連携ができることを新たな価値としてメンテナンスや技術継承の視点からも考察しました。
フロント部分のポータルはビーコンITと共同開発した「infoScoop」です。利用者がよりすばやく情報にタッチするための様々な技術とノウハウが組み込まれています。

① 横断検索で、テキスト検索や添付ファイル内から外部サイトまで検索も可能。
② 画面パーソナライズは個人が自由にウィジェットを配置して、ドラッグ&ドロップやマージ、BOX最大化など操作性と可視性を両立させます。
③ 階層化メニューは、リンクとRSSフィードの動的変更が可能です。
④ マルチスクリーンの切り替えタブは、情報量の増大をカバーするために追加した機能です。

この他にも、リッチコンテンツのフィードやLotus Notesコンテンツの統合、自動ログインなど、各アプリケーションのトップビューとしても位置付けています。

システム概要

基幹系システムで5年以上の稼動実績があるJ2EE標準構成をベースに、BPELとXMLデータベース(IBM DB2 9)を接続して拡張しています。安定性の高い既存基盤を活用して、高品質のインフラを短期間で構築する事ができました。

各パーツやサービスを準備してもアプリケーション構築時は、これらの連携のために必ずコーディングが必要になってしまう点が、生産性・保守性の面で課題となりました。この課題を克服するために、ポータル、ビジュアルツール、データベース間をフレームワークで統合することにより、ゼロコーディング基盤を実現しました。フレームワークは以下の3つの機能を有しています。

Lotus Notesアプリケーションの移行については、厳選アプリケーションのみ完全移植を行い、その他は塩漬けしたままラッピングして情報ポータルから連携することでクライアントライセンスを廃棄しました。Lotus Notes R7のSOAインターフェイス機能を利用して、次世代基盤のWebServiceのひとつとして呼び出すことで統合を可能にしています。
ポータル部分「infoScoop」は、三菱東京UFJ銀行内でも協力会社の方を含めて10,000人以上の利用者が情報共有に活用しています。
プロジェクトのディスカッションや掲示板機能、障害お知らせ機能などのアプリケーションでアクセスが増えていますが、PUSH型のRSSは20分ごとに自動リフレッシュされる設定のため、意識しなくても瞬間的に大切な情報をキャッチできるととても好評です。

 
今後の展開

 短期的にはビジュアルツール上でドラッグ&ドロップ操作によりリッチコンポーネント機能を開発中です。例えば「タイムキッカー」というスケジュール予約等で使われる時間幅予約のUIツールなど、情報基盤でのインターフェイス拡張を継続して進めていきます。中長期的には、ミッションクリティカル系への適用です。
トランザクション、排他ロック機能をサポートしていない現状では、元帳や勘定系の業務には適用できません。フレームワーク自体を拡張して、トランザクション機能をサポートすること、また元帳系システムをサブシステム分割してWebService化することで部分的に適用することが可能になると考えています。
人に最も近いシステムだから、多くの人に使用して頂きたい」と千貫部長は語ります。これからもベータ版として進化を続け、より高度な機能を広範囲な業務に適用するため、ビーコンITと共に先端テクノロジーを積極的に取り入れていきます。

会社概要
三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社 http://www.it.mufg.jp/
 
設 立: 2009年7月1日 3社が合併して誕生
社員数: 1,400名
資本金: 1億8,100万円(2009年7月現在)
 
 
 
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